古金屋の日記

生まれた時にはスクラップ屋、そして今もスクラップ屋

古鉄屋の独り言

本日は鉄屑価格は横ばい。

 

上がるだけ上がって年末を迎えているスクラップ市場です。

 

関東湾岸では毎日のように1万トンの輸出が行われているようですが、

 

あるところにはあるんですね。

 

残念ながら当社は在庫できる量が知れているのでリアルタイムに出荷していかないと

 

置き場所に困るぐらいの中小零細スクラップ屋なんです。

 

さて、この急激なスクラップ価格の上げですが、海外需要というのがわかっています。

 

でも、そんなに海外って需要が急激に伸びている??

 

例えばお隣の大陸ですが、現在不動産バブルに踊っているようです。

 

ただ、とても広い国なので踊っている所とはじけている所とが混在している

 

ようです。

 

大陸は土地は個人所有できないので、建物の所有権だけなんですがそれでも

 

地方の政府から土地を借りて(70年間とかのようです)、そこに住宅街を

 

作り、販売するという手法の様です。

 

なんでも作れば売れるというわけでもなく、失敗するとゴーストタウン化する

 

ところも結構あるようです。

 

この情報はユーチューバーの妙佛DEEPMAXさん動画で見ることが出来ます。

 

非常に大陸のことについては勉強になるので、皆さんもお時間のある時に

 

見ていただければと思います。

 

で、鉄の需要、建築の鉄筋棒はスクラップから作るので、あるって言えば

 

あるんでしょうね。

 

日本は自動車生産がかなり戻ってきているのでスクラップはそれなりに出ています。

 

まあ、メーカーによりけりで、それほど戻っていないメーカーもありますが。

 

そんな訳で大陸の話は分かったとして、トルコ辺りはEUへの輸出になると思うの

 

ですが、EU諸国はそこまで景気が戻っているのでしょうか。

 

それともスクラップの発生が少なく、原料に困って製品ができないのか?

 

今年も残すところあとわずか、このまま何もなく終わってほしいものです。

古鉄屋の独り言

本日、スクラップは値上げとなります。

 

安いですが東京製鐵が動きました。

 

まあ、赤字覚悟の湾岸シッパーの価格に付き合うのはごめんだと思いながら

 

それでも最低限の荷物は欲しいので入荷の様子を見ながらじわじわと上げる

 

作戦をとるのがここのパターンと化しています。

 

でもなんでしょね、この値上げは。

 

リーマンの時でもこれほど急な値上げはなかったような気がします。

 

上がるときが急なら、下るときも急、というのがお約束ですので、早めに在庫は

 

出した方がけがが少ないかなとも思います。

 

中国がベトナムからビレットを買っている?

 

理由は?

 

中国国内で不動産バブルが起きているところもあれば、すでに崩壊している

 

ところもあるとのことで鉄の需要はまだ旺盛というところでしょうか。

 

また、オーストラリアとバチバチやっていることから、鉄鉱石、石炭の

 

輸入が止まっており、石炭火力発電所の稼働が低下している為、各地?で

 

計画停電や企業の操業自粛(強制)が起きているようです。

 

やはりでかい国だけあり、あっちであれが、こっちでこれがと、忙しく変動して

 

います。

 

それとは別に大手企業(民間・国営)が倒産やデフォルトを起こしているのも

 

アメリカの制裁が効果を出していることの表れでしょうか。

 

さて、せめて我が国は穏やかな年末を迎えられることを祈りましょう。

古鉄屋の独り言

東京製鐵が値上げしましたので、明日より値上げします。

 

スクラップは完全に品不足の様相を呈してきました。

 

というより、アメリカあたりの鉄屑コンテナ便が来ないのだろうか。

 

ロシアはそろそろ港が凍るころかな。

 

日本の港も契約残をこなすために、高値でも荷物集めないと契約不履行に

 

なるので、値段が出ています。

 

年末までもう日にちが無いのでこのまままい進すると思います。

 

そして。来年1月1日より中国が鉄屑を直接買いに来る(輸入する)との

 

話が出ているので、どうなることやら。

 

そういえばなぜ中国は日本から鉄屑を輸入していなかったのか?

 

昔はねしてたんですよ。

 

それが東日本大震災の時に日本のスクラップは放射能を含んでいるという

 

ことを言われまして、日本のスクラップが中国の港に着くと、岸壁に

 

スクラップを広げ、それをガイガーカウンター持った人たちがずっと検査して

 

いくんです。

 

それが終わると、寄せて、また船から降ろしてを繰り返すんですね。

 

そんなことやってたらいったいいつになったら終わるのか分かりません。

 

その間に滞船料はどんどんかかりますので費用がかさんで下手するとマイナスに

 

なりかねません。

 

そんなことがあり、日本からのスクラップ(H2やHSやN)などは輸出をしなく

 

なりました。

 

それがまた始まるのです。

 

さすがに今回は普通に荷受けすると思いますが、ダスト混入率が0.3%以下でしたっけ

 

になるので果たしてちゃんと入るのかなと心配になります。

 

当社はおそらくそれには出荷しないのであまり関係ないと言えば関係ないかな。

 

そして、年明けの1/6には大統領選挙の結果が・・・・決まらないでしょうね。

 

こんだけ不正の証拠もあるのに、連邦高裁は逃げまくっていると。

 

どんだけ大陸のハニトラ、わ〇ろが浸透しているのか。

 

アメリカでそれなら、日本はもっとでしょうね。

 

個人的な感想ですが、野党はほぼ100%大陸の影響下にあると思います。

 

与党である自民党も8割以上9.5割未満が同じく影響下にあると思われます。

 

難しいのがハニトラでもなくわいろでもなく、選挙運動中の無償の応援団の場合は

 

どうにも証明ができないのでしょうね。

 

政党からの公認も援助もなく選挙戦を戦う、すべての費用は自前で用意する。

 

当然、選挙区にどれだけ多くの選挙カーを用意できるか。

 

ウグイス嬢に運転手、そして地域での講演の準備等、人手と予算はあるにこしたこと

 

ありません。

 

でも、そんなに潤沢な資金があるのは二世議員とか、地元の有力者とかですので、

 

一兵卒にはその戦いは辛いものがあります。

 

まして、そこが生まれ育った土地でなければ尚更辛い戦いになると思います。

 

そこに漬け込むのが大陸の勢力です。

 

どこからともなくやってきて、講演会の設営やビラ配りなどを無償で応援してくれ、

 

お金は取らない。

 

それを市議会選や県議会選などで陰から候補者を支えていくのです。

 

そうなったときに、誰に恩義を感じるでしょうか。

 

政党?????

 

ないですね。

 

有権者????

 

まあ、多少はあるかな。

 

ずっと無償で応援してきてくれた方々ですよ。

 

毎日10名ぐらいを自由に使えて、お金もかからないとなれば、選挙資金もろくにない

 

若造にはすごく助かる、ありがたい存在でしょう。

 

それが最終的にはどうなるか。

 

それが今の日本に浸透しているとすれば・・・・・・・。

 

さてさて、アメリカ大統領選挙はどうなるか目を離せません。

古鉄屋の独り言

鉄屑は本日は横ばいです。

 

さて、数日前に各地の清掃工場で問題になっているリチウムイオン電池

 

含んでいる加熱式タバコの件でニュースがありました。

 

来年1月下旬あたりから制度を見直す?追加する?そうで、加熱式タバコの

 

製造者が広域的に回収処分できるようにすると。

 

ちょっとこれだけではわかりにくいので少々解説してみましょう。

 

基本的に加熱式タバコは個人がつかうものです。

 

企業がその産業活動で使う物ではありません。

 

例外はJTさんが販促等で使用しているなどのものは産業活動(企業活動)から

 

出てくるものとなります。

 

個人が使用していて壊れた、使わなくなった等で廃棄する場合、法律的に言うと、

 

一般廃棄物のジャンルになります。

 

これを自治体が回収します。

 

ちょっと話がそれますが、自治体の回収も加熱式タバコは乾電池と一緒に回収を

 

した方が問題が少なくなるのに、これをやらない自治体が多いのはなぜでしょう。

 

不燃ごみなどで回収はパッカー車を使用して回収すると、最悪火災の原因となる

 

ことがあります。

 

なので、パッカー車を使用しない乾電池と同時回収にした方がいいのですが、

 

やらないですよね。

 

理由はいろいろあるのですが、この辺りは一般廃棄物の闇にも関わってくるので

 

触らないようにします。

 

さて、その一般廃棄物となってしまった加熱式タバコを回収するには市町村長の

 

許可が必要になります。

 

また、この許可はその市町村内でしか使用できません。

 

つまり、隣の町や市から回収しようとすると、その市なり町なりの許可を

 

申請しなければ回収が出来ません。

 

更に、その処理先もその市町村内にないといけないという大前提があります。

 

自区内処理という言葉が一般廃棄物関連では聞かれますが、これは廃掃法の

 

どこにも書いてありません。

 

過去を調べたところ、昔の東京ごみ戦争というものが東京都の埋め立て地である

 

江東区の当時の区長が「自分の所のごみは自分所で処理する」という発言をした

 

ようでして、これが自区内処理という言葉になっていったようです。

 

処理自体は回収した市町村を超えることは可能です。

 

受け入れ先の市町村に向けて事前協議をかけて承認をもらえれば問題ありません。

 

そこで環境省は考えました。

 

自治体の清掃工場、収集中のパッカー車からの火災を防ぐにはどうしたらいいか?

 

メーカーに販売者にやらせたらと。

 

暗黙のプレッシャーをかけたのか、裏話があったのか、日本たばこ産業

 

自社による回収を始めました。

 

当面は関東4件でしたが、現在(2020.12月現在)は全国22の都道府県での

 

回収を行っております。

 

基本はたばこ専売店(街のタバコ屋さん)での回収となります。

 

で、私も元はスモーカーでしたので気が付くのが、ある会社の加熱式タバコが

 

入ってないことに。

 

シェアの半分を握っていると言われているあの会社の物が入ってない。

 

そう、ア〇コスが回収に入ってないのです。

 

あくまでも想像ですが、メーカーに打診したところ、日本の法律が回収の

 

障壁となっていて、全国的に展開できない、やるなら全国でやりたい、とか。

 

それならばその障壁をなくさないまでも緩和しようと。

 

それが広域回収認定です。

 

これをメーカー(販売者)が申請して許可を得れば、極端な話、宅配便での

 

回収が可能となります。

 

コンビニでも回収が可能となるんです。

 

まあ、その費用はどうするかは不明ですが。

 

これで自らが回収に回らなくてもよくなりました。

 

果たしてあのメーカーは回収をする方向に舵を切るのでしょうか。

 

来年が楽しみです。

 

そして回収した物をどのように処理するかがまたこれ問題なんですね。

 

その処理についてはまた次回書きたいと思います。

古鉄屋の独り言

鉄屑は本日も値上げです。

 

国内の需要はそうでもないけれども、海外の需要が止まりません。

 

世界的にスクラップ不足に陥っているようです。

 

コンテナ不足から、コンテナでのスクラップ輸出も滞っているのか?

 

なのでスクラップが回ってこない、特に遠隔地からですと、なおさら届かない、

 

という状況があるので、近所から高値でも引っ張ってくるという構図が出来上がり、

 

高値がどんどん出る状況となっております。

 

どうもベトナムでスクラップを一度溶かしてビレットにして中国に輸出しているとの

 

話が聞こえてきました。

 

確かに中国では現在輸入する鉄鉱石価格が上昇しており、また、冬場の市民の

 

暖房として石炭を燃やしていることからそろそろスモッグが激しくなってくる

 

関係で高炉を押さえながら、電炉製品で賄う、みたいなことをやっているのではと

 

思われます。

 

まあ、不動産バブル(土地は国の物なので、上物の売買)がはじけそうなところと

 

まだまだバブル絶頂~みたいなところもあるので、もう少しこの状況は続くものと

 

思われます。

 

しかし、このスクラップの急激な価格上昇は怖いものがありますね。

 

昔のリーマンショックを思いだします。

 

あの時は上がり方がこんなに急ではなかったと記憶しています。

 

上りが早ければ下がりも早いものになると思われます。

 

こんな時はこまめに出荷して、あまり在庫を持たないようにするのが

 

無難でしょう。

 

儲けようと積み上げるのも手ですが、大体そんなときは売るときに荷止めとなり

 

売れないままに価格が下がっていくのがおちではないでしょうか。

 

さて、果たしてどんな結末になるのか・・・・・。

 

古鉄屋の独り言

本日、鉄屑は大幅値上げです。

 

東京製鐵宇都宮が大幅に値上げをしました。

 

まあ、この状態で荷物をどんどん出していく問屋は少ないと思いますので、

 

入荷不足になっているものと思われます。

 

さて、世界中でコンテナ不足が起こっているようで、かなり深刻なようです。

 

当社は海外輸出には手を出していないので特段問題はないのですが、やはり

 

これは取り上げておかないといけないぐらいの話題性があるのでわかる範囲で

 

見ていこうかなと思います。

 

どうも中国上海発のコンテナ相場は通常の3倍程度まで上がっており、中には

 

10倍!という話も聞こえてきます。

 

原因はどうも複合的なものであるようです。

 

コロナがキーワードになり、人不足によりコンテナ船が減便、港の港湾作業員が

 

不足によりコンテナ滞留、内陸ちに運んだり、持ってきたりするトレーラーの

 

運転手も不足、荷下ろし作業員も不足。

 

つまり、すべての面において不足していることが原因と言えるのではないでしょうか。

 

欲しい時に欲しい数のコンテナが用意できたのは、不足があまり目立たない状況、

 

それなりに働く人間がいた時の状況での事なので、現在の状況では回るわけが

 

ありません。

 

さて、この状況がいつまでも続くのでしょうか。

 

コロナがある程度沈静化するまでは難しいのかもしれません。

 

なので、自動運転がある程度進むことがこれを解消する手立てになるかもしれません。

 

さて、来年のオリンピックは果たしてどうなるのか?

 

ではでは。

 

 

古鉄屋の独り言

本日は土曜の為、鉄屑価格は変更なし。

 

さて、関東はそれほど寒さも厳しくない朝を迎えて穏やかにすごせました。

 

まだ現役ですが、さすがにある程度の年になると色々と考えてしまいます。

 

さて、経営をやっていく上で様々な本が出ており、参考にさせていただくことも

 

多いいです。

 

ここであくまでも参考というのは、時代の流れが早すぎることにあります。

 

大手上場企業やそれなりの規模の会社は、3年、5年計画をたてて、それを

 

達成すべく邁進することになるのでしょうが、中小零細はそこまで先の計画を

 

立ててもあまり実効性があるとは思えません。

 

不要だというのではない?個人的には不要だと考えています。

 

事業計画で新たな企画などを立てる時にスケジュールを組むのはやります。

 

それ以外の点では流れを見ながら向かう先を微調整しながら進んでいく感じで

 

しょうか。

 

向かう先は会社の発展であること、社員の幸せであることを前提として考えて

 

そこに常に向かう事だけを目標として、それ以外は常に全力で1年程度を見ながら

 

考えています。

 

それですらある程度の方向修正はやらざるを得なくなりますから。

 

うまく伝えることが出来ないのですが大体で言うとそんな感じです。

 

もちろん金融機関などにはきちんとシュミレーションした数字を出しております。

 

こんなくだらないかもしれないブログですけど見てくれている方もいるので、

 

書き方や、伝え方を勉強して分かりやすく出来たらと考えております。