古鉄屋の独り言
鉄屑、今日は値上げとなりました。
12月の輸出に向けてじわじわと値を上げています。
でもそろそろ頭打ちになるかなと。
おそらくこの値上げは三連休に向けての在庫確保とみることも出来ます。
ある程度確保出来たら荷止めになるかな。
鉄屑の価格は昔(バブル前)はほぼ国内販売しかなかったので電炉メーカー
の需給で価格が決まっていました。
バブル崩壊以降は輸出の道を切り開いたので、海外マーケットも加味した
価格決定がなされるようになりました。
電炉メーカーのスクラップ購入価格を発表しているのは日本(知ってるのは関東のみ)
では東京製鐵のみだと思います。
問屋は一方的に価格を通達されます。
これに逆らうことは出来ません。
では対抗策はというと、販売先を選ぶという事です。
品物を買うのに、アマゾン、楽天、ヤフーショッピングを選んで決める、
みたいなものですね。
価格が合わなければ出荷しない(販売しない)という選択肢も取れます。
また、価格表を見ても品物がわからないということもあります。
この辺りは説明してくれるホームページもあるので興味があれば探して
みてください。
さて、営業に向かうか。