古金屋の日記

生まれた時にはスクラップ屋、そして今もスクラップ屋

古鉄屋の独り言

鉄スクラップ、今日も上げました。

 

東京製鐵宇都宮も我慢できなくて上げざるを得なくなったのか、買値を

 

上げてきました。

 

この価格は東京製鐵のHPにも公表されています。

 

この買値から運賃、商社口銭(直取引の場合はおそらく手形)、問屋の

 

加工費用、利益を抜いたものが買値となります。

 

前にも書きましたが、上級材と言われる新断(薄い板上の物など)や

 

丸特(H鋼などの短い肉厚の物)は昔からの問屋の方が買値は高いです。

 

他のペンキ缶や薄いもの(トタン板など)はヤードの方が高いケースが

 

多いいですね。

 

お隣の国では安いけど粗悪(程度は国により考え方が違うのでなんとも

 

言えませんが)な石炭を燃やして鉄鉱石を溶かすということをやっているので

 

大気汚染もすごいものです。

 

かつての日本もそうだったのであまり言えたものではないですが。

 

世界の先進国で製鉄をやっていた国々は多かれ少なかれ公害を経験して

 

いるはずです。

 

あの大国の環境汚染を見逃すと世界規模での影響がでることでしょう。

 

「あんたがただって過去に散々出しといて儲けてきたくせに、俺達には

 

それを認めないっていうのか」と思ってることでしょうね。

 

環境も世界規模で考えるとあちらを立てればこちらが立たず、となりますね。

 

十人十色といいますが、まさに国もそれと同じでまとまらないですね。