古鉄屋の独り言
本日も相場は横ばい。
本日はリサイクル素材の質と量について。
例えば希少な金属で言えば、金・銀・パラジウムあたりでしょうか。
これがそれぞれ何かしらの物に化合されているわけです。
基盤の端子部分だったり、電子部品だったりするわけですが、
その濃度が少なければ少ないほど、抽出に手間がかかります。
金メッキの品物を2~3個持ってきても抽出費用の方が高くつくので
価値はありません。
つまり、価値あるものが含まれていても、それを抽出し、精錬する費用を
見た時に逆ザヤになってしまわない量を集めることにあります。
ですから数キロ単位ではなんの意味もなさないのです。
其の数キロを集めて数百キロにしてやっとその価値が出ることになります。
レアメタル、数量なければただの物。
特に市場に数量の出ないレアメタル系は集めるのに苦労するので
取り扱いを考えてしまいます。
むしろ集まらないなら取り扱いしない方がいいまであります。
本当に品物が無くなってきてますね。