古鉄屋の独り言
ごみの出し方が場所によって違うのは??
引っ越しをするとゴミの出し方が変わることがあります。
同じ市内ならこれは変わらない。
では他市に引っ越したら?
当然変わります。
なぜなら処理している清掃工場の規模や処理の仕方が違うからです。
例えば埼玉県は基本的にプラスチックは燃やさない。
お隣の東京都は燃えるゴミです。
なんで違うの?
ごみの焼却の歴史のなかでいろいろなことがありました。
その中で大問題だったのが、ダイオキシン騒動です。
ある報道番組でのことがきっかけでこの問題に火が付きました。
で、今の規制に至ることになるんですが、
ある方向を向いての報道でしたのでなんだかな~と。
で、今生き残っているのはほとんどが規制にクリアした炉なんです。
性能自体は問題ありません。
これで燃やせるものの種類が決まります。
もちろんプラも燃やせます。
というかプラ燃やさないと熱量が足りないんですよ。
足りないと油を買ってきて入れます。
生ごみは燃えないんですよ、簡単には。
不燃ごみについてはもう選別装置の違いとしか言いようがありません。
作るときにどういう選別にするか?ではなく
頼むときに今の回収方法からこうする装置を作ってくれと書いて
入札にするんです。
もちろん札を入れる方は余計なことはしません。
すればお金がかかるから入札の金額が上がるので言われた通りの
機械設備しか設計をしません。
ということは、変えるチャンスの時に変えていないということになり、
そのままってパターンがとても多いいです。
なので昔からのごみの出し方って、なかなか変わらないんですよね。
お役所の人も上からお話が来なければ、変えるという面倒なことは
しようと思いません。
だって数年すれば違うとこに行くんだから面倒なことはしないほうが
自分のためだったりします。
つまりなかなかごみの出し方って変わらないんですよねって
お話しになります。
変えるの??
知ってる市議会議員さんになんで?って聞いてみたらいいかも
しれません。