古金屋の日記

生まれた時にはスクラップ屋、そして今もスクラップ屋

かなりのご無沙汰となります。

 

先日ツイッターなどで動画を見ましたが、レジ袋有料化に義務は

ないと、販売業者には生分解のものでなければ、そのような物を

使うように指導し、従わなければ罰金を科すとのことでした。

コンビニやスーパーなどはすでに生分解のレジ袋を使っており、

それについては義務など何もないという事でした。

そこでこれをいいことに、レジ袋有料化にコンビニ、スーパーは

向かったわけです。

環境にやさしいとのお題目を唱えながら、有料は正義だ、義務なんだと

声高に叫びまんまと今までサービスで付けていたものに値段を付けたのです。

確かに、ビニール袋を購入している訳ですから、仕入れは起きている、

それに対する売り上げがないのが立つようになった。

まあ、それほどでもないとは思いますが、何やらう~ん、という感じは

否めません。

そもそもに、作った側が、何にも負担しないというところに原因がある

のです。

前にも書きましたが、海洋プラスチック、よくイルカの胃からでてきたとか、

亀の胃の中から出てきた等ありますが、海洋プラスチックの最たるものは

漁具だといいます。

動物の胃の中から出てきたプラスチックは漁具ではなく普通の生活で

使用している物が多数でした。

先進国はプラスチックは資源だといい、安い労働力、環境規制の緩い

発展途上国に他国の事など気にしない人々がやってきて、プラスチックの

再生業を始めます。

もちろん、先進国からくる資源プラスチックという名の半分以上ごみ

混じりのものまで受け入れます。

質のいいプラを手に入れる為、多少のごみ扱いのプラは気にしません。

そして、質のいいプラのみをリサイクルして販売します。

残されたごみのようなプラは敷地内に山盛りにされます。

または、安値で買った土地に積み上げます。

「そろそろ潮時だな」と思ったら突然会社を閉鎖して自分の国に

帰ります。

それを途中から見ていた同じ国の友達は「儲かるんだな、俺もやろう」で

同じように参入してきます。

また、別の友だちも参入してきました。

最後に残るのは、発展途上国に残されたリサイクルできないゴミの

プラスチックの山々でした。

 

全部は当たらないけど、それほど遠くもないと思い書きました。

現在の環境問題での行動は、そのほとんどが儲け主義から派生しています。

彼らは単純に環境問題を儲けとしか考えていません。

国連でスピーチしたあのお嬢ちゃん、あそこでスピーチするのはそれなりの

方々なはずなのです。

そこにあのお嬢ちゃんが出られたというのは、それなりの力が働いている

ということでしょう。

 

CO2削減なら、あれ放題の山の木をきちんと管理して、育った木は木材に、

切った場所には、新しい若い木を植えれば、光合成によりCO2をどんどん

吸収して、酸素を出してくれることでしょう。

山が、木があればいいという物でははなく、きちんと管理できていなければ

意味が無いのです。

 

さて、東京都の小池知事が出してきた条例で、太陽光パネルの設置義務化は

通のでしょうか。

蓄電装置と併せなければ意味がないのに義務化とは・・・・。

 

さて、次回はどんなネタで書きましょうかね。

それではまた次回。