古金屋の日記

生まれた時にはスクラップ屋、そして今もスクラップ屋

古鉄屋の独り言

大変ご無沙汰しております。

 

入梅の候、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、昨今の日本では、プラスチックに関わる法案が可決されました。

 

で、内容の詳細は詳しく解説しているブログがいくつもあるのでそちらを

 

参考にしていただければと思います。

 

で、プラと言ってもその成分は多岐にわたります。

 

PE・PP・PETなどなど。

 

本業はスクラップ屋なのでプラにはあまり詳しくなくて申し訳ない。

 

これを一括回収?分別は必要?

 

従来の容器リサイクル法に乗せる形で進めていくような話を聞きました。

 

従来通り、売れるプラはそのままで、残りはどうにもならないので(リサイクル

 

出来ないことはないが、費用対効果が合わない)、焼却してサーマル・・・は

 

リサイクルではないと言われたそうなので、日本製鐵君津工場(関東の場合)に

 

送り、高炉の還元剤として利用?これって一応マテリアルリサイクル??

 

問題は、製造業の、日本の産業を支えてきた製鉄業が廃棄物に対してそこまで

 

積極的にやるのか?

 

親方日の丸的な会社なので政府(環境省?)からのお願いという命令があれば

 

動くのかな。

 

今でも処理してるけど、今後はその量が数倍ではすまないくらいの量になるのは

 

目に見えてます。

 

今までプラは燃えるゴミとしていた自治体はどのように対応するのでしょうか。

 

清掃工場はいきなりそのようには対応が出来ないのです。

 

収集についても、個別に回収、有料化など検討することは山積です。

 

市民への事前告知などもあるので、予算取りなどから考えても、スタートまで

 

どんなに早くても2年はかかります。

 

収集も100%外部に委託ですと、運搬車両の問題からスタートして、という

 

問題も出てきます。

 

さて、どこかの環境大臣は頭に数字が浮かんできたとか、プラは石油から出来ている

 

などのよくわからんちんの発言が多いいですが、どのようにするつもりでしょうか。

 

お役人の考えたプランをレクチャーされてしゃべってるだけ、でしょうから

 

お話をしなければいけないのは環境省のお役人様でしょうね。

 

結局は実施する自治体にぶん投げになるんですけどね~。

 

さて、このお話の終着点はどこになるのでしょうか。

 

ではでは。