古金屋の日記

生まれた時にはスクラップ屋、そして今もスクラップ屋

古鉄屋の独り言

相場は変わらず。

 

船が来くる、値段が上がる、船が出ていく、値段が下がる。

 

なんか1年がこれの繰り返しのような気がしている。

 

なんだかんだスクラップは国際取引商品なんだなんと思う。

 

おまけに実需をきちんとふまえての相場だから、LMEみたいに

 

思惑での値上がり、値下がりが無い。

 

ここからはプラの話。

 

先日の記事で廃プラの多量排出者にリサイクルを義務付ける方針との事。

 

これは埋め立てはだめよと、マテリアル・サーマルリサイクルに回せと。

 

マテリアルリサイクルってすでに行き詰ってる感が半端ないんですが。

 

これは多量排出者にだけ義務付けて、製造者にリサイクル材の使用を

 

義務付けないのは意味不明。

 

これだから環境省は意味不明なことやらかす省庁だと言われるんですが。

 

一般廃のプラスチックの一括収集をぶち上げるも、それを実行する市町村

 

レベルにはまったく話が見えてなく、1年以上も前から準備をしないと

 

無理なのに、無茶ぶりで期限をきってきた。

 

現場ではまさに意味不明??何がしたいの環境省???との意見が。

 

大体、サーマルリサイクルにしたって諸外国から焼却炉が多いと言われて

 

その理由も反論も出来ない大臣ですから、セクシーと言ってればかっこいい

 

とでも思ったのでしょうかね。

 

東京ごみ戦争の本でも読んで勉強してください。

 

なので大事だからもう一度言います。

 

リサイクル品を使うように製造企業に義務付けないとまったく意味なし。

 

努力目標なんて言葉はいらない。

 

経産省管轄になるから何も言えないのかな?

 

小型家電リサイクルも家電四品目を経産省に取られたから、慌てて構わず

 

網をかけた。という感じでしょうね。

 

やれやれです。