古金屋の日記

生まれた時にはスクラップ屋、そして今もスクラップ屋

本当の製造者責任とは?

コロナ騒動から若干落ち着きを見せてきた日本です。

 

最新の情報ではワクチンの治験が7月から始まるようだ、とのことです。

 

サーズの時よりも100倍以上のリソースが投入されており、世界中が

 

このウイルスを克服することに向けて全力で取り組んでおります。

 

さて、リサイクルを行っていくうえで問題となるのが、このような災害に

 

見舞われて、資源価格が下がることです。

 

利益の出ないものを商売にする人はいないですよね。

 

また、有価であれば許可が緩いですが、一転マイナス(産廃の世界)に

 

はいると許認可の世界ですから、ぐっとハードルが高くなります。

 

ハードルというかそもそも壁のような高さで、ちょっとやそっとでは

 

超えられない壁が出てきます。

 

基本的に日本は再生資源余りだということです。

 

製造工場が海外に出てしまい、再生資源を使う会社の工場が無くなって

 

いるのです。

 

なので、荷余りになり、海外に輸出をしています。

 

国内で再生資源を使う工場が極わずかです。

 

その極わずかもこのような事態になると買い入れを抑えてきます。

 

また、バージン材も安くなるのでメーカーはリスクのあるリサイクル材より、

 

確実なバージン材を使う傾向にあります。

 

なので、メーカーにリサイクル材の使用を義務付けてはどうでしょうか。

 

そうなれば国内でメーカーに納める品質のものを作るリサイクラーが

 

出てくることでしょう。

 

メーカーだから買いたたかれる、というあなた。

 

交渉力も実力のうちです。

 

それを含めてメーカーとある程度は対等に商売をするということ

 

身に付けましょう。

 

その為の品質です。

 

でもやっぱり日本は無理かな~・・・・・・・。